「情熱を執着に変えてはいけない。自分の中で燃える炎を燃やせ。しかし、思いやりのない宇宙を喜ばせるために自分が灰になるのを許すのは狂気の沙汰だ」
―マスター・セリグの遺言

「戦いの最中、彼を襲った変化は恐ろしいものだった。彼の目はダイヤモンドのように硬くなり、その動きは…彼だけに聞こえる音楽に合わせて踊っているようだった」
―ダーヴィン隊長

戦匠レコーが部族の者らを解放した後も、雄牛の一族はサモーレン帝国の支配の下で死んでいった同胞に敬意を表して首輪や鎖を身に着け続けた。

悪意に満ちた衆愚が扉を叩き続ける中、彼は脈打つ欠片を握りしめて鎮まるよう叫んだ。目を開いたとき、眼前にあったのは静けさと血にまみれた小さな家の残骸だった。

「かの名前は歴史の中で忘れ去られたが、ハウザーのような呪われた地から追放されるとは余程の堕落をもたらしたのだろう」
―学者の覚え書き

[WIP] Into the water, into the sea.

かつてはラズマの学問の聖域であった死弁者の神殿は、今では神職の指導者候補の試験場となっている。その広間は、失敗した人々の死体で埋め尽くされている。

死弁者ジャーダンが生涯をかけて作り上げたタリスマン。ジャーダンの早すぎる死の後、その後継者が死弁者の神殿の試練を受ける際に崇敬の印として身に着けた。

「カルディウムの大門を封鎖せよ。その誇り高き城壁を厳重に守らせるのだ。ケジスタンのほかの地域はこの疫病に苦しむことになるかもしれない。だが、我が都市と市民はそうはならない」
―ハカン2世の宣戦布告

エサドラの魔力より強力なものは、彼女の人間に対する果てしない憎悪だった。彼女が死に瀕したとき、首に巻かれた青白いアミュレットはその両方を飲み込んでいた。

冬玻璃は光を屈折させるだけでなく、マナを操り、多彩な呪文や魔法を生み出すことができる。絶大な力を有する特有の性質を備えているが、玻璃の使用によりもたらされる結果を制御する術はない。

DONOTSHIP

母の血からできたひとひらの花びら。ガラスの下でゆっくりと萎れつつある。

「ただ懺悔によってのみ、我らは父の光を罪深き魂に入らしめることができる。父の御心のために己の命を投げ出すべし、さすれば父の栄光によって眩く輝かん」
―父の聖なる御言葉、第八の書

スーデに届けた砕けたメダリオンは見事に修復され艶が出るほどに磨かれている。希に鉄狼団員以外の協力者でも、英雄的な貢献を行った者にはこの記章が与えられることがある。

光の聖堂を信仰する者が身につける、締め付けの強すぎるチョーカー。わずかな違和感が不純物を寄せ付けない。

ロイナが苦難に打ち勝つ力を保てるよう、彼女の母親が作ったドルイドのチャーム。

瓶に封印され、海に流されたアンティークのアミュレット。よく磨かれた表面には、かすかな家紋と、解読不能な銘文が残っている。

人間の歯を長くて柔軟性のある腱でつないだ数珠のセット。各々の歯にラズマにとって神聖なシンボルが刻んであり、信者は次の歯に移る前に一つ一つの歯で瞑想に耽ることができる。

萎んだ内臓。蔓草に巻かれ、首から下げられるようになっている。沼の勝利を示唆しているように思われる。最後に勝つのはいつだって沼地なのだ。

このアミュレットはかつてアルダラの手で使われ、無数の害を為していた。その後、ウェジンハニの長老ラウによって浄化されたが、ラウはその過程で自らの命を捧げることになった。

細い紐で吊るされた、大天使ティラエルの顔が描かれた銅製の浮彫細工。威圧的な古代の神々三柱を描いたものを含む、いくつかの装飾がアミュレットに追加されている。

ヴァーシャンを捕らえ損ねた呪籠の破片。金属部分に腐敗の触手が癒着している。

ヴェルコーヴァの司祭ヴァーシャンが所有していた質素な数珠。元は精緻な模様が刻まれていたが、長年の祈祷により摩耗している。

ルビーと金でできたこのネックレスには不浄な力が脈打っている。

星は惑わせる。運命の糸は収束していくが、その物語はまだ終わっていない。

ザカラムのシンボルをあしらったシンプルなネックレス。しかし、炎に焼かれ、ほとんど見えなくなっている。

「回復とは旅だ。一歩一歩がつながって歩みとなる。躓く日々があるかもしれない。だが、足を前に出し続ける限り、いずれは目的地にたどり着く」
―刻まれたばかりの銘文

「彼が死刑になった後も、月のない夜にそよ風に吹かれて彼の鐘の音が聞こえると主張する子供たちがいた」
―グリーンスレイド物語 第5章『盲目のオドウィンの神話』

「彼が死刑になった後も、月のない夜にそよ風に吹かれて彼の鐘の音が聞こえると主張する子供たちがいた」
―グリーンスレイド物語 第5章『盲目のオドウィンの神話』

焦げたヤギの歯でできたこのおぞましいネックレスは、命を延ばしたり短くしたりする相反的な力を秘めている。

焦げたヤギの歯でできたこのおぞましいネックレスは、命を延ばしたり短くしたりする相反的な力を秘めている。

「欲望にまみれた邪悪な呪文が織り込まれた石像。その無力な偶像崇拝者たちの魂は体から引き離され、蠢く姿に命を吹き込む糧となった」
―ブラザー・ダーモントの研究ノート

「欲望にまみれた邪悪な呪文が織り込まれた石像。その無力な偶像崇拝者たちの魂は体から引き離され、蠢く姿に命を吹き込む糧となった」
―ブラザー・ダーモントの研究ノート